病院ボランティアの活動は、外来、病棟、作業室、環境、行事などの活動があります。 病棟ボランティアは、医療者でないボランティアが患者に寄り添うことによって、患者がもつ不安を軽くして入院生活の質をあげ、更には退院後の生活の自信を支援する活動です。もともとの障害のある方は勿論、高齢者、子どもたちなど病棟で不安を抱えておられる患者さんのサポートを推進することができれば、と思っております。
『病院ボランティア~病棟へのひろがり~』小冊子と、病棟活動の推進と育成をめざした『病院ボランティア活動に関するアンケート』の集計並びに講演会の内容をまとめました「報告書」ができあがりました。
報告書 小冊子
2011年9月17日開催いたしました研修講演会「病院ボランティアの広がりに向けて」に講演頂きました、独立行政法人国立機構・医王病院、大阪市立大学医学部附属病院の活動を紹介します。
神経難病や筋ジストロフィー、重症心身障がい児(者)などの障がい者医療に特化した病院です。
患者さんが求めているボランティアへの要望
・創作活動がしたい
・パソコンを教えてほしい
・年賀状の印刷をしてほしい
・本のページをめくってほしい
・アルバムを整理してほしい
・ベッド周りを整理してほしい
・本を読んでほしい
・車いすで散歩をしたい
・外出についてきてほしい
・話をしたい
ふれあいボランティア(62名登録)
神経難病・重症心身障害の理解、ケアの方法などを学んでいます。
<活動内容>
本のページめくり、本の読み聞かせ、お話し相手、散歩、外出支援、創作活動
リクレエーション、ハンドマッサージ、環境整備など
患者さんからのメッセージです
ボランティアグループ・マーブルタウン
病院職員約10名からなる組織・ボランティア活動ワーキンググループがきめ細やかな対応でバックアップするという体制が、ボランティアたちが自由に、楽しく活動できる、継続できるということに繋がっています。
〈活動内容〉
縫製&クラフト活動、外来・病棟での各種イベントやワークショップ開催、病院夏祭り
バザーの開催、演奏活動、通訳(現在、主に中国語)、外来案内など
写真をクリックしてください
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このコーナーは大阪府の「障がい者(児)が、できるだけ良好な環境で入院生活を送れるように支援するボランティア活動を推進するための事業」の支援を受けています。 |